月が好き
ほっとひといきエッセイ
遊ぶユキだるまのつぶやき
月が好き
好きなもののおはなし
Welcome to studying snow’s site!!
こんにちは。 snow です。
働くユキだるまのサマリーレポート
studying snow を訪れてくださりありがとうございます!!
こちらはプライベートエッセイ編1回目。
仕事や学習とは関係ない雑感エッセイを綴っていきます。
今回は好きなもの。
なのです。
好きな飲み物飲みながらベランダでぽやーんと月を見上げます。
毎晩見られると思いきやそうでもないのです。
月の出、月の入りの時刻も見える月の形も毎日違います。
こちらのサイトでお住まいの地域の月の出&月の入り、月齢などがわかります。
「月は夜見えるもの」なんて思っていましたが、そうでもないのですよね。
お昼間の青空にぽっかり月が見えるときもあります。
最近は スーパームーン なんて言葉も聞きますね。ニュースにもなります。
ざっくりざっくり言うと、「普段の満月より地球に近づいている月でより明るく大きく見える」満月(または新月)です。
いつもより明るくて大きく見えるんだね!!
2021年は5月26日(スーパーレッドムーン)
2022年は7月14日に見られるそうです。
お天気がいいといいですね(^_-)-☆
他にも月の呼び方はいろいろあります。
まずはアメリカでの満月の呼び方
1月 | Wolf Moon | 狼月 |
2月 | Snow Moon | 雪月 |
3月 | Worm Moon | 芋虫月 |
4月 | Pink Moon | 桃色月 |
5月 | Flower Moon | 花月 |
6月 | Strawberry Moon | 苺月 |
7月 | Buck Moon | 牡鹿月 |
8月 | Sturgeon Moon | チョウザメ月 |
9月 | Harvest Moon | 収穫月 |
10月 | Hunter’s Moon | 狩猟月 |
11月 | Beaver Moon | ビーバー月 |
12月 | Cold Moon | 寒月 |
ネイティブアメリカンの生活に根付いた名前なので日本人のわたしたちにはちょっとなじみのない名前の月もありますが、ピンクムーンやストロベリームーンなどは日本でも聞くことがあります。
日本にも素敵な月の呼び方があります。
こちらは満月だけでなく月齢に応じた呼び名です。
月齢 | 呼び名 | 呼び名の由縁など |
---|---|---|
1 | 新月、朔月 | 地球からは見えない月。ついたちは「月が立つ」の意。 |
2 | 繊月 | 太陽を追いかけるような月。日が暮れるころ西の空。 |
3 | 三日月、眉月 | イスラム国家の国旗によく見られる。フランス語ではクロワッサン。 |
7 | 上弦の月、弓張月、 破鏡、恒月、片割月 | 半月を弓に見立て、西に沈むときに弦が上なので上弦と呼ばれる。 |
10 | 十日夜(とおかんや) | 収穫祭などを行う夜。満月に向けて明るさが増してゆく。 |
13 | 十三夜、 後の月(のちのつき) | 満月の次に美しい月。十五夜と一緒に月見を楽しむ夜。 |
14 | 小望月(こもちづき) 幾望(きぼう) | 満月の前日の月。待宵(まつよい)の月ともいう。 |
15 | 満月、望月 十五夜 | 英語のFull Moon を訳して満月。 |
16 | 十六夜(いざよい) 既望(きぼう) | 不知夜月(いざよいつき)とも。 満月よりも遅れることから「ためらう」意味の「いさよい」と呼ぶ。 |
17 | 立待月(たちまちづき) | 月の出を待つ様子。立って待っていられる時間。 |
18 | 居待月(いまちづき) | 月の出が日に日に遅くなる。座って待つ18日目。 |
19 | 寝待月(ねまちづき) 臥待月(ふしまちづき) | 横になって月の出を待つ19日目。 |
20 | 更待月(ふけまちづき) | 夜更けまで待たないと月が昇らなくなる。 |
23 | 下弦の月 二十三夜月 | 上弦の月の反対。月の入りの際に弓に見立てた弦が下になるので下弦。 二十三夜の月を待つ儀式は願い事が叶うそう。 |
26 | 有明月、暁月 | 夜明けの空に残る月。百人一首に3首詠まれている。 |
30 | 三十日月、朔 | ふたたび地球から見えなくなる。 月の周期は29.5日なので三十日月があるのは2カ月に1回。 |
雅な呼び方だと思いませんか?
上弦の月が半月だから片割月とも呼ぶとかなんともロマンティック。
月を弓に見立てるというのも素敵です。
そして17日目からの月の出を待つ様子がなんとも好きです。
立って待つから「立待月」
立っているのも疲れるから座って待つ「居待月」
座っているのも疲れるから寝て待つ「寝待月」
とうとう月の出が夜更けだから「更待月」
有明の月は百人一首によく登場します。
和歌に詠まれているころは夜に恋人や奥さんに逢いに行って夜明けに帰っていたので「有明の月」が見えるころが帰る時間のようですね。
美しい日本語です。
空を見上げて月に逢えたら呼び名を探してみたりもします。
ブルームーンという言葉は聞いたことありませんか?
1か月のうちに満月が2回見られるときの2回目の満月のことです。
月の周期が29.5日なので月初が満月だった場合に月末にも満月が巡ってくることがあります。
ブルームーン(Blue Moon)と呼び、「めったに見られないもの」として「幸運の印」ともされているようです。
Blue Moon は歌にもあります
カクテルにもあります
月にまつわる歌も大好きです。
Fly Me To The Moon
Moonlight Serenade
Moon River
Talking To the Moon
日本の歌では「月光浴」とか。
見上げる月の光を受けると気持ちがすーーーーっと澄んでいくカンジがします。
月のパワーをもらっているのだと思います。
夏目漱石が “I love you." を「月が綺麗ですね」と訳したのは有名な話ですよね。
好きな和歌も月にちなんでいました。
~ 願わくは 花の下にて 春死なん その如月の 望月の頃 ~
西行法師
叶うなら満開の桜の下で死にたいものだ。釈迦が入滅したとされている陰暦の2月15日の満月の頃に。
この歌を詠んだ10年後の陰暦2月16日に亡くなったそうです。
願いは叶えられました。
月と言えばお月見ですね。
白玉団子を作って、美味しいお茶を入れて楽しみます。
(あれ、お供えは……)
中国は中秋の名月の日が祝日です。中秋節と言います。
家族や大切な人たちと集まって月餅を食べる風習があります。
とりとめがなくなってきました。
好きなものの話は尽きないのですが、今回はこのあたりで。
またお話させてくださいね。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません